インドネシア・ロンボク島の食品・雑貨たちの店 LOMBOK CAFE SAMA-SAMA は、現在準備中です。

2017/03/05 06:51

こんにちは。
LOMBOK CAFE SAMA-SAMA(ロンボクカフェ サマサマ)、

 

現地ロンボク島統括のみどりです。

今日は、「ロンボク島のコーヒーを販売していて、一番嬉しいこと」について書きます。

 

何よりも嬉しいのは、

現地の人々が当店をきっかけに

自発的に行動していくようになることです。

 

先日もこんなことがありました。

 

青年海外協力隊時代の元同僚の友人から、

久しぶりにメッセージがきました。

 

 

(協力隊時代。2010年。この写真を撮影してくれた人がメッセージの送り主)


 

彼の近況報告はこうでした。

「今はバリ島の○○で働いているよ。

ほんとはロンボク島にいたいけど(仕事がないから)」

 

私が当店のことを告げると興味をもち、質問攻めにあいました。

最後に彼はこう言いました。


「僕にプロモーション(販売促進)を手伝わせてくれない?」


なぜ彼らはそれほどまでノッてくれるのか。

私は、外国人の私がロンボク島の魅力を伝えることで、

彼らの自信が深まるからだと考えています。

 

 

私は日本人です。

私が頭にベールを巻こうが現地語を話そうが、

彼らからするとやはり外国人です。

(半分ロンボクの人、と言ってくれます。笑)

 

よそ者だけど、

よそ者だからこそ見えることもあります。

 

すばらしい~!と思う部分もあるし、

改善求む!と思う部分もあります。

 

私の方針は、いいなと思う部分を何度も伝えること。

彼らの反応が「そう?(照&疑)」から、

「そうでしょ!いいよね!」と自負に変わるまで、

何度でも伝えます。

 

ロンボクの人々は自分たちの島がとても好きですが、

ジャカルタなどの都会にいくとモジモジ小さくなる傾向があるようです。

 

私たちもそうですよね。

自分の故郷や国が好きだとしても、

もっとすごいと思うところへいくと気後れします。

 

彼らにとって、日本は「すごい」国です。

日本人である私の言葉は、場合によっては彼らを萎縮させます。

 

現に、「日本はすごいよね。でも、僕たち(インドネシア)はできないから」と

聞くこともありました。

悲しかったです。

 

それは違う。

あなたたちの可能性がどれだけのものか。

ロンボク島はどれだけ素晴らしいか。

 

私が当店の商品を手にとって、

えんえんとロンボクの魅力を語り(とまらなーい)、

「心からそう思うから、これを海外にもネット通販してるんだよ!!」

「そして、これからはこの事業はこうしてこうして、こうなるの!!!!!」

と私なりの青写真を話すと、たいていの人はあんぐり口をあけます。

 

(左が筆者)

 

その数秒後に、浅黒い肌に映える白い歯をニッとこぼして、

満足げな笑みを浮かべます。

「そうだね! ロンボクはポテンシャルあるよね!

私/僕もやってみるよ!!!」


って言ってくれます≧(´▽`)≦

自分自身や自分たちの島に誇りをもったときの、あの顔。

「私たちもできるんだ!」と希望の光がさっと指す瞬間の、あの顔。

 

それをみているのが大好きです。幸せ。

 

ずっとその顔をみていたい。

 

ち、たまらんな~とにやけながら、

今日もロンボクコーヒーを作っています。

 

(みどり)

 

 

※ロンボク島のフレーバーコーヒーは、

お米も一緒に焙煎しているのが特徴です。

コーヒーの苦味が苦手な人にも飲みやすい、まろやかな味わいに仕上がっています。

三種の風味が味わえるロンボクセットからぜひお試しいただき、お気に入りを見つけてください。